鼻レーザー治療

当クリニックではアレルギー性鼻炎、花粉症の方に炭酸ガスレーザーを用いた鼻粘膜焼灼手術を行っています。三大症状（くしゃみ、鼻水、鼻づまり）の改善を目的としております。特に内服薬では改善しにくい鼻づまりに効果的です。鼻粘膜の表面麻酔を施しますので、痛み、出血もほとんどありません。

　　
炭酸ガスレーザー装置

レーザー治療の原理
レーザー照射によって、腫れた鼻粘膜を縮めます。手術後、粘膜の状態が変化するため、花粉やハウスダストなどの抗原がついてもアレルギー反応をおこしにくくなり、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状をおさえます。

適応
●スギ花粉症のかた
　季節前（10月ー2月上旬）にレーザー治療を行うことによって、季節中の症状を軽くすることができます。
●ハウスダスト、ダニなどによる通年性の鼻アレルギーのかたで、内服薬や点鼻薬で鼻閉、鼻水などの症状が充分に改善しないかた
●薬をのみたくない鼻アレルギーのかた

方法
術前に鼻内に麻酔をひたした綿をいれ、表面粘膜麻酔を行います（20分程度）。下鼻甲介という肥厚した鼻粘膜のひだにレーザーを照射します。鼻内視鏡を用いて、下鼻甲介の前から奥まで万べんなく照射します。手術は５分−10分程度で終了し、帰宅できます。

費用
健康保険が適応され、3割負担のかたで両側の鼻を手術した場合の手術料の自己負担額は8730円（保険点数2910点）となります。

手術までの流れ
まず、当クリニックに来院していただき診察の後、後日の手術の予約をお願いします。手術同意書の説明と記入、感染症採血をさせていただきます。手術の当日は、最初にコロナの迅速抗原検査（検査費用は当クリニック負担）を受けていただき、コロナ陰性を確認後手術を開始します。
（万一、コロナ陽性であった場合は手術は延期となります）

お子様づれのかたでも手術が可能です。手術中は当クリニックのスタッフがお子様をみております。（予約要）。


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